グーグルマップを利用しようとして、「 ジオコードは、以下の理由により成功しませんでした:REQUEST_DENIED 」と表示されて困った場合の対処法も書いています。 Google Maps のマップを自分のホームページに掲載するためにはほぼ必須の、Google Maps Platform のアカウントを作成する方法を、できるだけ図を使いながら解説します。

ジオコードは以下の理由により成功しませんでした REQUEST_DENIED の対処方法
Google Maps Platform アカウントの作成

1.Google Maps Platform とは?

Google Maps Platform は Google が Google Cloud の中で有償で提供しているサービスになります。有償ですが一定の使用量まで無償で利用できます。大きくわけてマップ、ルート、プレイスといった機能を利用出来ます。

  • マップ:単純なマップ以外に、ストリートビュー、360度ビューといったリアルな地図を提供
  • ルート:広範なデータとリアルタイムな交通状況とで適切な経路情報を提供
  • プレイス:世界中の位置と結び付けられた情報からユーザーが目的の場所を見つけられるよう情報を提供

2.Google Maps Platform を設定する

利用するには「 Google Maps Platform (https://cloud.google.com/maps-platform/)」にアクセスします。Google Maps Platform は有料のサービスですが、月に 200US$ までは無料で利用できます。個人のユーザーであればそこまでサイトで地図を利用することはないでしょう。またそれを超えても勝手に課金されるということはありません。登録して使ってみましょう。

1)Google Maps Platform で「使ってみる」をクリックする
「使ってみる」をクリックします。
2)利用する機能を選択する

Google Maps Platform の有効化のパネルが表示されます。どの機能を有効化するのかを選びます。今回はマップを使いたいので「マップ」を選択します。マップにチェックを入れたら「続行」をクリックします。

3)Google アカウントにログインする

続行をクリックすると、Google アカウントの入力パネルが表示されます。

アカウントにログインします。もしアカウントを持っていない場合は作成しましょう。

※すでにアカウントにログインしている場合は表示されません。

4)新しいプロジェクトに名前を付ける

Enable Google Maps Platform に新しいプロジェクトを作成します。赤枠のところに名前を入力します。

サービス利用の同意が表示されているので、リンク先の内容を確認の上、「 Yes 」 をクリックして選択し、「 Next 」をクリックします。

5)利用規約に同意し請求情報を入力する

Google Cloud Platform の無料トライアルをするにあたって、利用規約への同意と請求情報の入力となります。

全ての Google Cloud Platform のプロダクト用に期限は1年ですが 300US$ の無料クレジットがついてきます。 Google Maps でも使えます。

利用規約に同意し「同意して実行」をクリックします。

ステップ2のページで利用者の情報とクレジットカード情報の入力を行います。一定量まで無料で利用できますが、クレジットカード情報の入力は必須となっています。不正利用の防止のためとのことです。

6)Google Maps Platform が有効化される
登録が完了すると Google Maps Platform の API の有効化と表示されます。「次へ」をクリックします。
Google Maps Platform の APIキーが表示されます。利用できるようになります。コピーして使いましょう。
7)Google マップ API の情報表示 ( トラフィック、APIキー )

Google Cloud Platform のダッシュボード( https://console.cloud.google.com/ )にログインして、左上の「≡」をクリックします。

「 ≡ 」をクリックすると、下の方に「 Google マップ 」が追加されているのでクリックします。

あるいは、横のメニューの「 API 」をクリックします。

Google Maps Platform のダッシュボード( https://console.cloud.google.com/google/maps-apis/ )にログインします。

Google マップ上からであれば、横のメニューから「 API 」をクリックします。

有効な API が表示されるので、どれかをクリックします。

その API のトラフィックの情報が表示されます。

上記画面で、認証情報をクリックすると APIキー が表示されます。

3.ジオコードは、以下の理由により成功しませんでした:REQUEST_DENIED 対処法

1)サイトでマップの検索を利用するための追加のAPI設定

グーグルマップをサイトに設置するだけでなく、利用するには設定がまだ少し必要です。例えば検索を実行するには Geocording API を有効化しておくことが必要です。 Google Maps Platform の画面で、「 API 」をクリックし、APIの設定情報を表示します。その他のAPIに「 Geocording API 」があるのでクリックします。

Geocording API の説明が表示されるので「有効化」をクリックして有効化します。

サイト上で、Google Maps を使って検索の操作を行う場合は、この API を有効化しておかないと、「ジオコードは、以下の理由により成功しませんでした:REQUEST_DENIED」と表示され、正常に動作しません。

アプリケーションによって、使っている API が違います。必要な API を有効化して利用しましょう。

以上の設定で、サイトに Google Maps を表示し、そのマップ上で検索を行うことができるようになります。 自サイトのマップで APIキー を登録して使ってみましょう。

おすすめ Jetpackプラグインのインストール 初心者図解

今回は、ワードプレス公式のプラグインであり、おすすめのプラグインでもあるJetPackのインストールと設定方法を図解します。ワードプレスのおすすめプラグイン...

ジオコードは、以下の理由により成功しませんでした: REQUEST_DENIED の対処方法 グーグルマップ

グーグルマップを利用しようとして、「 ジオコードは、以下の理由により成功しませんでした:REQUEST_DENIED 」と表示されて困った場合の対処法も書いています。 Google Maps...
wordpress-speedup-shortpixel-logo

ワードプレスの高速化2019 Autoptimize + ShortPixel Image Optimizer

ワードプレスの高速化のためのプラグインにはいろいろありますが、今回ご紹介する「Autoptimize」に「ShortPixel Image...
jetpack-contact-form-logo01

Jetpackのコンタクトフォームを設置する方法 初心者図解

WordPress(ワードプレス)のコンタクトフォームとしては、「Contact Form...

ワードプレスセキュリティ強化 無料プラグイン All In One WP Security

ワードプレスのセキュリティを強化するプラグインは数多くありますが、そのうちのひとつに「All In One WP Security &...

Google reCAPTCHA ワードプレスのスパムコメント対策

今回はWordpress(ワードプレス)のスパムコメント対策に Google reCAPTCHA を設定する方法を初心者向けにできるだけ図を使いながら解説したいと思います。Akismet...

Pin It on Pinterest