今回は、ワードプレス公式のプラグインであり、おすすめのプラグインでもあるJetPackのインストールと設定方法を図解します。

ワードプレスのおすすめプラグイン
Jetpackのインストールと設定方法

1.Jetpackプラグインの新規追加

ワードプレスの「プラグイン」から「新規追加」をクリックします。

下記の上部メニュー「プラグインの検索」に「Jetpack」と入力して検索します。

下記のJetpack by WordPress.comが表示されるので、「今すぐインストール」をクリックします。

2.Jetpackプラグインの有効化

インストールが終わったら「有効化」をクリックします。

下記画面が表示されます。「利用規約(英語)」を確認し、「詳細情報を共有する(英語)」を確認し、承認できれば「Jetpackを設定」をクリックします。

「Jetpackを設定するには WordPress.com アカウントにログインしてください」と表示されるので、ワードプレスのアカウントにログインします。もしまだ登録してないようでしたら、アカウントを新規作成してください。
「アカウントを新規作成」を選ぶと、Jetpackを設定するアカウントを作成する画面となります。メールアドレスとユーザー名、パスワードを設定し、「Create your account」をクリックします。
あるいはGoogleアカウントと連携もできます。

ワードプレスのアカウントが作成されると、下記のJetpackの画面が出ますが、特に何かを構築する予定がなければスキップして飛ばして構いません。

少しスキップすると、下記の画面になります。

有料プランにはもちろん利点がありますが、今回は無料で開始してみることにします。「無料プランでスタート」をクリックしましょう。以上で有効化が完了します。

3.Jetpackのダッシュボード

Jetpackの有効化が完了すると、下記の画面がワードプレスのダッシュボードから表示されます。

もし消してしまっても上記の画面はワードプレスダッシュボードのJetpackのダッシュボードからいつでも表示できます。

4.Jetpackの設定

1)Jetpackの「おすすめ機能の有効化」

Jetpackダッシュボードで「おすすめ機能の有効化」をクリックすると、Jetpackのおすすめが設定されます。それには下記が含まれます。

  • 画像ホスティング:世界中のサーバーから写真や画像を配信し、あなたのサイトの帯域コストを節約します。
  • 静的ファイルホスティング:専用の高速データセンターからCSSおよびJavaScriptファイルを提供することで、サイトを高速化します。
  • 画像の遅延読み込み:画像がページ上で表示されているときにのみ取得することで、読み込み時間を短縮します。
  • ダウンタイム監視:Jetpackがあなたのサイトを監視し、ダウンタイムが検出された瞬間に通知を送ります。 (※筆者はなぜか自動設定されませんでした)
  • 安全な認証:WordPressサイトに素早く安全にサインインし、オプションの2要素認証を追加します。

おすすめ機能を有効化しても、後で気に入らなければ停止することが可能です。

2)Jetpackの各機能とおすすめの設定(☆印)

Jetpackは良くできたプラグインで、導入することによる恩恵もあるのですが、サイトによって必要性の有無は違うと思います。各機能を下記で示します。必要性を判断してください。※有料の設定は除いて無料で設定できる項目だけ説明します。

(1) セキュリティ
ダウンタイムのモニター

設定するとJetpackが5分に1回のペースでサイトの稼働をモニタします。ダウンを検知すると「通知の設定を構成」で登録された方法で連絡を送信します。1時間たってもまだダウンしている場合は再度メッセージが送信されます。また、復帰するとその胸が通知されます。

プラグインの自動更新

「プラグインの管理」からワードプレス.comに移動し、インストール済みのプラグインに関して自動更新を有効にするかどうかを個別に設定することができます。

総当たり攻撃からの保護 ☆

☆おすすめ設定です。サイトを「総当たり攻撃(ブルートフォース攻撃)」から保護します。利用する際にはホワイトリスト登録も設定しましょう。▽をクリックすると設定画面が上記のように開きますので、自宅でアクセスしている場合、現在のIPに自IPが表示されているのでそれを「ホワイトリストに追加」で追加します。

WordPress.comのログイン

自サイトへのログイン時にワードプレス.comのアカウントでログインができるようになります。またメールアドレスの一致する登録サイトを紐づけ検索できます。また2段階認証を付けることもできます。

(2) パフォーマンス
パフォーマンスおよびスピード ☆

サイトアクセラレーターを有効化するとJetpackでサイトの最適化をはかります。画像の読み込みのスピードアップと、静的ファイル(CSSやJavaScriptなど)の読み込みスピードのアップをはかります。☆おすすめ設定です。

画像の遅延読み込みを有効にする設定もおすすめですが、遅延読み込みにすると、 TwentyTwenty のような画像を読み込んでから表示枠のサイズを決めるようなプラグインはうまく動きません。どちらを優先するか検討が必要でしょう。

(3) 執筆
メディア

メディアでは画像のカルーセルを設置できるようになります。標準のギャラリーで満足しているのでついかしていません。

WordPress.comツールバー

ワードプレス.comのツールバーを設置できます。ワードプレス.comのサイトをよく利用しているのでしたら設定しても良いかもしれません。

メール投稿

メール投稿はJetpackのおすすめ設定では有効になっていますが、私はすることがないので消しました。

(4) 共有
①パブリサイズの共有

連携させたソーシャルメディアに自動投稿させることができます。「ソーシャルメディアアカウントを接続する」をクリックすると下記を表示し連携を選択できます。

共有ボタンを追加

投稿に共有ボタンを設置することができます。「共有ボタンを設定する」をクリックすると下記が表示されボタンの内容を編集できます。

(5) ディスカッション
コメント

読者がコメントを残す際に他のアカウント情報を使うことができます。また、コメントの使い方を変更できます。すべてOFFでも問題ありません。

購読

読者がコメント投稿時にメール通知による購読設定ができます。読者の獲得に役に立つかもしれません。

(6) トラフィック
関連投稿

関連投稿を設定すると、当行の後に関連する投稿をサムネイルなどで表示することが可能となります。テーマが関連投稿に対応していない場合はこちらを利用すると良いでしょう。

サイトマップ ☆

☆おすすめ設定です。XMLサイトマップを生成できます。検索エンジンんにサイトマップを通知することはアクセスアップに必須です。

良く使う機能については以上でしょう。

5.サイト統計情報

Jetpackでもサイトの統計情報を表示可能です。利用すると良いでしょう。

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